環境問題が深刻化している昨今ですが、私達は微力ながら山の再生に力を注いでおります。
林業が盛んな時代に杉や桧を大量に植林し、その後外国産の木材が安価な事で国内に氾濫
し、割高な国産品が売れなくなり林業に携わってこられた方々が仕事として成り立たない
のでやむを得ず遠ざかられています。間伐も枝打ちもされない樹木が山にあふれ人の手が
入らない為にジャングル化してしまい大変な事になっているのが現状です。林業は、キツ
イ・汚い・危険な上に賃金も安いとくれば若い方々がなかなか目を向けてくれないのも事
実ですし、私のまわりにも山は持っているが境界線をよく知らないとか、自分の代に受け
継いだら山の管理はしないといった人が結構多いのに驚かされます。エコロジー・リサイ
クル時代に皆様に癒しの炎を提供させて頂きながら、同時に伐採により土に日差しを届け
山が活性化する事が少しでも出来ればと、私達はこの仕事に取り組んでおります。
薪販売をするきっかけになったのは・・・、
ストレス社会で何をするにもイライラとか疲れを感じだし体調にも影響しはじめた頃に親戚の家で
薪ストーブに出会いました。そのゆっくりと燃えて何とも暖かい炎を見ているだけでも心身共に温
もりを感じリラックスできました。そして薪の話を聞かされました。薪にも種類があり中でもナラ
薪・クヌギ薪・カシ薪が火力もあり火持ちも良いのだと教えてもらいました。それまで木なら何で
も良いと思っていましたし種類なんて考えた事もありませんでした。ちなみに、ナラの木はシイタ
ケの栽培に使われたり、クヌギの木はナラより更に重量感がありクワガタ等昆虫類が好む木です。
カシの木は重く非常に固いので薪の他、木刀や炭、金槌の柄等に使われております。
・情報
薪販売をしている所って数少ないよと聞かされました。みんな薪の調達をどうされているのか気
になりはじめました。友人・知人の方が薪ストーブを中心に話をされにいらっしゃいました。そ
の中には、昔ながらのだるまストーブを作業用の倉庫で使われている方や、ガラス張りの薪スト
ーブを使われている方もいらっしゃいます。薪は、薪通販か地元の燃料店か自分で山に調達にと
さまざまでした。自分でも薪販売のお店って知らないなーと思いました。
・体験談
火をつける作業が始めは時間がかかりました。木だからいきなり燃えると思いきやまったく火が
着きませんでした。達人のご指導を仰いで小さな物(小枝や割り箸程度の切れ端)から序々に火
を大きくして大きな木が燃え薪ストーブが温まると絶好調に燃えだします。自然の炎に勢いを感
じながら見入っていると、優しい温もりに完全に包み込まれている自分に気付きます。やがて下
火になり静かにじわーっと燃えるのを見ていると、心にも静けさが充満し癒されます。薪の炎や
温もりって本当に良いなーと思いました。
・現況と決意
林業関係者や田舎の方々とも話をする機会がありましたので色々話をお聞きしていますと、手入れ
がされてない山が多過ぎて山は荒れ放題になっているそうです。漁連の知り合いも漁獲高の減少や
海の汚染が広がっているので、まず栄養源である川の水をきれいにする為に山に注目して、荒廃し
た山を一旦伐採し、楢や樫・椚(ドングリの木)等、主に広葉樹を植林し山の再生をしているそう
です。そこで思いました。色んな方々に薪ストーブの素晴らしさを伝えられ、環境が良くなり、山
も活性化して仕事として成り立つのなら薪販売をやってみようかと思いました。現実的に仕事とし
ては、かなり微妙で伐採には危険が伴いますし運搬や薪割りは重労働で大変です。それでも感動を
少しでも多くに方々にお伝えしたくて頑張っております。薪販売はネット通販が主なのでどうして
も運賃がネックになってしまうのですが、薪販売の「薪一番」では、運送会社に無理を言ってその
ままの値段を価格表に表示しております。一人でも多くの皆様に、この優しい癒しの温もりをお届
けさせて頂き、環境問題に多少でも貢献出来れば幸いと考え日々、精進していこうと思っておりま
す。 どうか薪販売の「薪一番」をよろしくお願い致します。
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